真鱈・真鱈・真鱈

 

それは一昨日の日が暮れてからの一本の電話。

「鱈食うが~~~~」

長年お付き合いのある、これまでもう6本の真鱈を頂いている。

一昨日は1日中氷点下、ホワイトアウトもあり、外出も控えていた。

 

地元の漁師さんは荒れて出港出来ないらしい。

波もゴーゴーと音がしているのに

深浦方面では出たんだそうな@@)

やがて吹雪きの中、ご夫婦でおいでになった。

それも、10数本の真鱈・・・・・@@)

居間と台所の気温差で曇ってしまったがシンクからはみ出ている。

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新鮮なうちにタラコの醤油漬けを作る

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味噌漬け

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一番美味しいフライ、柔らかくフワフワ最高に美味しい。

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白子(ダダミ)は少し湯通しして塩を振り、冷凍してみた。

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私は4本捌いた。

残りはあちこち、捌ける知人達に取りに来てもらい

鮮度が良い状態でお嫁に行った。

 

さすがにでっかいこの真鱈

近所の方達に捌いたもの、醤油漬けタラコなどとても喜んでくれた。

 

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寒い日だったし、ご夫婦同伴だったので

家に上がってもらい熱いお茶を飲みながら

真鱈の漁の様子を伺う事が出来た。

荒れる日本海、延縄漁、特にこの日みたいに

氷点下の船上では、揺れる・滑る、凍る、編上げ、もう夢中で

腹が減るのも忘れていたとか・・・・・。

時にはすぐ隣の船が波のうねりで見えなくなることもあると言う。

想像もつかない板の下は地獄ってこのことなんだろうな・・・・と。

今が旬の真鱈漁、知人の船は数トンの水揚げがあったと言う。

 

この吹雪の中、届けていただいて、本当に申し訳ないと礼を言ったら

「船の上にいたと思えば何でもね~~~」だって@@)

 

70歳は超えている、何が好きかと聞くと「肉」

後で、どっさり持って行くから😄

身体に気をつけてと言ったら、白い歯を見せながら

ニコニコ顔で吹雪きの夜道を帰って行った。

 

嬉しい日でもあったが、多忙な日でもありました。

感謝感謝感謝😀😀😀😀😀